私が食べたことのあるちまきとは味もサイズも別物だった。
甘い醤油、パクチー、ピーナッツ、薄い黄色の辛いソースをかける。これほどかけるのはお好み焼きのソース、マヨネーズ、青のり、かつお節以来だ。薄い黄色のソースは見た目に反して相当辛い。ピーナッツを振りかけるのだが、ピーナッツ入りのちまきもあるので、ちまきといえばピーナッツと一緒に食べるものなのかもしれない。
醤油が甘いのは台湾の南の地方の文化らしく、南の方で醤油を買うと甘いものが多いらしい。台湾の南にはおじいちゃんおばあちゃんがいるのでご飯も食べてきた。
おなじみのルーロウファン。この味を知った私は毎日でも食べたいと思っているので、できれば毎日夢を見て毎日食べたい。左奥から時計回りに、きくらげ、ブロッコリー炒め、葉物スープ、トマトと卵炒め、ルーロウファン、醤油、湯葉と豆腐の炒め物、骨付き鶏肉煮込み、ルーロウ。おそらくこれが家庭料理なのだと思う。日本の家族に食べさせたいなあ。