ドメインの取得とDNSという生き物の話

ドメインの取得とそのもととなっている技術であるDNS(Domain Name System)のお話です。

ドメインの取得

ドメインとは、”jiangon.net”のように、ウェブブラウザの”http://”のすぐ後にきて、次の”/”または”:”に挟まれた文字列のことで、ドメイン名やホスト名などとも呼ばれます。これを取得するのですが、基本的には単に「買う」というものです。

「買う」にしてもルールは存在して、世界中でユニークなものでなければいけません。従って、”jiangon.net”は私が手放すまで、他の誰かは取得することができず、ユニークなドメインを取得するには「早い者勝ち」となっています。

どんなドメインが未だに取得可能なのか、実際に取得できるドメインは何か、何円か。これはドメイン登録サービスを通して知ることができます。

▼▼▼— お名前.com —▼▼▼

「どのようなドメインを取るのか」についてですが、・最も好きな文字列で取得する。・以前使われていて手放された文字列で取得する。などのパターンがあります。私見ではありますが長期的にはどちらも満足度は同じですが、後者の方は取得した時から外部から参照されているということがあり、短期的にはアクセス増加につながる利点があります。ただし、通常よりも高額な設定になっていることもあるので、よく検討するべきポイントだと思われます。通常より高いものがある中で、ドメインの管理方法の違いによって安いドメインもあります。

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DNSという生き物

私がDNSを生き物だと思うのは、世界中に分散されたネットワークで常に拡大を続けているシステムであるからです。本ブログでは研究ほど熱心な記事ではないのでエビデンスや詳細については割愛しますが、DNSクエリの数やその応答のサイズは増加・増大しており、DNSに置きかわる次の生物は未知です。

元来、DNSはいたって単純な目的のために動作しており、ドメインからIPアドレスを知るものです。コンピュータは一対一の通信が基本であり、通信相手を一意に特定する必要があります。そのためにIPアドレスは使われており、特殊なIPアドレスを除いて世界中で重複することはありません。重複することはないIPアドレスを特定するのがドメインなので、こちらも重複が許されていないのです。

IPアドレスを覚えずにインターネットを使用できるという恩恵を生み出すDNSですが、悪意のある使い方をされるとインターネットを一部停止させてしまう、いわゆるサイバー攻撃を引き起こす道具とし使われてしまう怪物にもなります。ドメインを取得すると管理サービスも含まれている場合が多いですが、ドメインを管理するDNSサーバを自作して管理することは大変な労力が必要です。意図せず設定ミスをしただけで、DNSが怪物になる手助けをしてしまうので、設定変更時に点検、脆弱性の確認など常に神経を使う作業を負うことになります。



DNSについての文章

DNSについての記述はいくつかのRFCがあります。
rfc1034 (ietf.org)rfc1035 (ietf.org)
日本語訳はJPRSが作成したものがあります。
https://jprs.jp/tech/material/rfc/RFC1034-ja.txthttps://jprs.jp/tech/material/rfc/RFC1035-ja.txt

JPNICのページではDNSの解説があります。
インターネット10分講座 DNS – JPNIC