台湾の真ん中あたりの左側、彰化駅から10分ほど歩くと無料で見学できる汽車の扇形車庫がある。「火車」は日本語では「汽車」である。ここにはディーゼルエンジンの汽車が並び整備をしたり、進行方向を変えたり、休憩している。
電車ではないので架線がない。見た瞬間に私を一昔前にタイムスリップさせる。1930年頃に建設された車庫だそうだが、増築や改修などしっかりと手入れをして今日まで引き継いできた素晴らしき車庫。
運が良いと真ん中の橋が回って、汽車を動かすところを見ることができるらしい。パフォーマンスではなく、実務のために動かすのでいつ動くかは見学者の私は分からない。
この扇形車庫は無料開放されており、入り口で名前と電話番号を書いて見学できる。実際に使っている車庫、線路をほとんど制限なく見学できる。素晴らしき。