台湾に来てから一か月程経って、親知らずを抜いた。今日は抜糸のために家から車で30分ほどのところにある歯医者さんに来た。歯医者の近辺は高層マンションが立ち並び、まだまだ建てるぞ！という意気込みが感じられるほどたくさん工事をしている。歯医者さんの付近まで行くと大学や図書館など大きな建物があり、車やバイクの交通量も多い。

抜糸はあっけなく、すぐに終わった。5㎝程の長さの糸が口から出てきた。

帰り道には近くの喫茶店に行って、乾麺を食べた。乾麺といっても、台湾では汁なしの麺料理のことで、日本でいえば油そばのような感覚である。具材はシンプルで、キュウリとハム、調味料と太麺。スープがあると全て飲むのが台湾流だと思うのだが、私はそんなに飲めないので乾麺があるときはそれを頼むことにしている。

帰宅の前に喫茶店の近くのドリンクショップに行って、タピオカミルクティーを飲んだ。メニューをパッと見て、私の台湾語力で味がわかり飲みたいものはタピオカミルクティーだった。中サイズ、55元、おいしい。

帰りの車中で飲んでいたのだが、タピオカミルクティーを飲むためにストローを吸うと抜糸した個所も強く吸われる違和感を感じた。出血するのも嫌なので、カップの上の蓋を剥がして飲んだ。お父さんは、20年前にタピオカミルクティーが出たときはみんなスプーンで食べていたと教えくれた。抜糸した人にも優しいタピオカの食べ方。