あつあつとびりびりの果て

「不老松」という足湯とマッサージが一体になったお店に行った。

不老松の個人タイプの足湯

受付をして靴を脱ぐと、個人用足湯の場に案内された。じゃばじゃばとお湯がたまっていき、自分の疲れに応じて効果のある温泉のもとを選ぶ。

よく読めばわかる気がするが結局わからない案内

「の」などの日本語もあるが、すぐに理解できるほど早く読めないので妻のおすすめを店員に告げてもらい、店員さんはほいっと薬が入ったバッグを足湯の槽に投げ入れる。ある程度お湯が溜まると、ジャグジーのボタンを押すように促され、足湯ジャグジーが始まる。私の足湯は38度ほどだったので、頭まで温まった。

足湯ジャグジーをしていると、マッサージをしてくれる店員さんがやってきて、肩、背中のマッサージが始まる。絶妙な力で、痛いと気持ち良いの間をつく力でマッサージが進む。

ジャグジーが終わると、足を出すように促され、椅子に移動して全身のマッサージが始まる。ソファーにもベッドにもなる椅子に座り、台の上に足を置くように、店員さんから「あし」と言われた。すごい、足は分かるのか。

傘で鮮やかな天井

ソファーベッドに横になると、天井にはきれいな傘がぶら下がっているのがわかる。配置は一定ではなく、並べている様子もないが、芸術性があるように感じる。目付近のマッサージ後、足のマッサージに移る。

かなり力強く、足がびりびりする。痛いところもあるが、私は足を触られると痒くて笑ってしまう。痒みに弱い人だと思われたくないので、痒みより痛くしてくれと念じる。その通りに絶妙な痛さで、足がびりびりするが、指圧が終わるとすっきりとして気持ちが良い。足のマッサージ、腕のマッサージが終わると、全行程終了。約70分ほどで、600台湾ドルほど。

デザートのゼリー

マッサージ後はゼリーとドリンク。マッサージ中にもドリンクとゼリーは横に置いていたが、痒みと痛みが合わさったびりびりと戦っているので、食べたり飲んだりしている場合ではない。

あつあつとびりびりの果て、疲れが吹き飛ぶマッサージ店。